この営業プロセス設計は、営業活動の根底の考え方を変えるものです。すなわち結果管理から事前管理への大転換です。
営業プロセスを導入して組織は混乱するでしょうか?
そのような混乱はほとんどございません。優秀なマネジャーであれば、このような考え方に基づいてプロセス管理するべきと考えていることが多く、導入後の違和感はないことが多いです。
なお、最終的には営業プロセス全体を仕組み化し、営業マネジメントシステムとしてまとめ上げ、経営方針管理システムがある場合は、そのシステムの一要素とします。
営業マネジメントシステムは何も特別なものではなく、経営戦略から導き出される戦略を実現するための仕組みです。
そのため、経営方針管理システムとの親和性は高く、経営方針管理システムの一要素とすることが可能です。
この時、同時に人事評価項目をプロセスの内容に合わせて変更します。
マネジメントシステムに則って行動し、結果を出した営業員を高く評価できるようにするのです。
ペンタゴン営業プロセスを体系的に整理したものを下表に示します。
下図:ペンタゴン営業プロセス60工程の内容
(図中のリンクは、コラムの営業プロセス詳細解説ページにリンクしています)
営業プロセス設計を行うコンサルティング会社は少なからずありますが、設計したプロセスをマネジメントシステムして仕組み化した後、経営方針管理システムの一要素とし、人事評価項目を改定する、という幅広い内容をワンストップで行える専門コンサルティング会社はほとんどありません。
営業活動プロセス設計、マネジメントシステム構築、人事制度設計に精通しているコンサルティング会社だからこそ対応できる内容となっています。