経営コンサルティング会社の利用を検討される場合「本当に成功するのか?」という不安を感じられると思います。
そこで当社が考える「経営コンサルティング会社を利用するメリット」と「選定する際の留意点」についてご紹介いたします。
経営コンサルティング会社を利用する本質は、端的に表現すると「時間を買う」ということです。
例えば、経営課題の解決を目指すために、自社人材だけで課題に取り組むとおよそ3年かかるとした場合、経営コンサルティング会社を利用すれば、その課題をおよそ1~2年で可能にすることが期待できます。
コンサルタントが保有している経験とノウハウを活用し、効率的・効果的に課題解決に取り組めるというメリットがあるのです。それにより中期経営計画実現の可能性も大いに上がります。この観点で申し上げると、自社人材の力量で課題解決が可能であり、時間に猶予がある場合は、経営コンサルティング会社を利用する必要はありません。
自社人材に経営改革等の経験を積ませることで、さらなる力量の向上にも繋がるので、自社内の人的資源で課題解決できるのであれば、外部資源を利用せずに取り組むことをおすすめいたします。
人的・時間的な資源の余裕がなく、経営コンサルティング会社に依頼したほうがメリットがある場合、どのような視点で選べばよいのでしょうか。
当社のお客様が、過去に他社に依頼したコンサルティングで実際に経験された「不満足」な事例をご紹介いたします。
このようなことにならないよう、しっかりと選定基準を策定し、ご検討ください。
・中小企業なのに 大企業の仕組みを導入された
・現状の実務とは かけ離れたやり方を無理に導入された
・流行りの手法を導入されたが、間もなく廃れてしまい 結局失敗した
・組織内の利害関係に配慮が足りず、プロジェクトが頓挫してしまった
・難解な概念を説明していて、具体的に実行しようとしている内容が理解できなかった
・概念は立派だったが、導入するノウハウや実績が乏しく、実務への落とし込みができなかった
・営業段階では著名なコンサルタントが来たが、開始後は監修だけで、ほとんど関与してもらえなかった
これらの事例で必ずしも失敗するとは限りません。
しかしながら、経営コンサルティングで大切なのは、「貴社の企業文化や組織の状況、経営方針を十分理解し、ニーズを汲んで平易な言葉で、貴社向けにカスタマイズされた継続的に運用できる提案を行ってサービスを提供する」ことですので、ご認識しておいてください。
さらに、コンサルティング会社のブランドやパートナー(役員クラスのコンサルタント)の知名度に迷わされることなく、実際に実務的に貴社を担当するコンサルタントが十分な実績とノウハウを保有しているかが、最低限留意するポイントといえるでしょう。
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