5分でわかる解説シリーズ

アクションラーニング

人材育成を確実に行うには、適切な育成計画の作成と、その育成計画にリンクする研修プログラムを設計することが重要です。さらに効果的な人材育成には、知識を学習し、それを実践するアクションラーニング手法を活用した人材育成法を推奨いたします。

アクションラーニングとは

アクションラーニングは研修と実務を組み合わせて人材育成を行う方法論です。一般的な研修では講師の話を聞くことで知識の習得を目指します。しかしその知識を、研修を受けた社員が自らの実務に落とし込んで実践的に使えるようになるか否かは、本人任せとなります。

アクションラーニングアクションラーニングでは研修で学んだ知識を実際の仕事に活用することで、そのプロセスを継続的にレビューしていくことにより、行動を変化させていく手法です。知識習得と実践的な活用の両方を満足させる研修プログラムと言えます。

実践的活用を目指すためには講師にも高いレベルが求められ、当社では経営コンサルティングの経験とノウハウを保有した者が講師として研修を直接担当しています。アクションラーニング方式の研修プログラムを行う際は課題解決のプロセスを重視し、課題解決テーマは研修に参加した社員ごとに異なります。このような研修では、講師が課題解決のプロセスを理解している必要があり、コンサルティングの経験が有効なのです。

次世代リーダー層研修はアクションラーニングが効果的

次世代リーダー層は短い場合およそ3~4年単位で役割が変わるため、最も人材育成が困難な階層です。この階層にこそ、アクションラーニング式の研修プログラムにより、知識学習とその実践を行なう事が効果的です。

役割が変わって新しい知識やプロセスを習得する必要がある社員、例えば初級社員から主任クラスへの昇格候補者、主任クラスから係長クラスへの昇格候補者、係長クラスから課長クラスへの昇格候補者といった次世代リーダー層への階層別研修プログラムとして特に効果的です。

アクションラーニング方式で、自社課題を用いて人材育成するプログラムは アクションラーニング型育成プログラム をご覧ください。

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